こんにちは!転職アドバイザーの鮫島です。
突然ですが、みなさんは「ブラック企業偏差値ランキング」をご存知ですか?
ブラック企業偏差値ランキングは、
- インターネット掲示板などの情報から、ブラック企業として悪名高い企業をピックアップ
- ユーザーによって徹底的に調べられ、それによって出された偏差値でランキングを決める
というものです。
ブラック企業偏差値ランキングにおける偏差値とは、通常の学力で決めるものではなく、ブラック企業としての度合いを見るものです。
ブラック企業偏差値はどうやって決めてるの?
偏差値の基準となるポイントは
- 仕事内容がハード
- 給料の安さ
- ノルマのえげつなさ
- 社風が常識外
- 体育会系
この他にも様々ブラックな要素が挙げられ、いくつもの観点からブラック企業であるかどうか、その度合いがどれくらいのものか判断されます。
ただ、注意したいのが、インターネットの情報がソースだと、匿名で投稿するため信頼できない情報の場合もある点です。
新卒採用面接、もしくは転職面接において散々なことを言われたり、不合格となった人が腹いせに書き込む、という可能性も高いからです。
しかし、「ブラック企業偏差値」では、「明らかに自分主体な書き込み」であったり、「度を超した誹謗中傷」であった場合、
「客観的な情報に欠けており、信憑性がない」と判断され、排除される傾向にあります。
そのため、信頼に欠けがちなネット情報にしては珍しく、実態に迫った内容になっています。
あるある!ブラック企業偏差値が高い会社でありがちなこと
新人が気をつけたいブラック企業の特徴として、こんな「あるある!」があります。
普通に考えれば異常な状況なのに、
「世の中ではそれが普通であり、至らないのは労働者である」
ということを経営者側が刷り込む
・・・ブラック企業では、こんな恐ろしいプロパガンダが繰り広げられています。
こうした刷り込みは、ブラック企業と称される会社のほとんどで行われており、
中には人格すら否定し、他では働けないと思い込ませて、簡単に辞めさせない空気をつくっていたりします。
ブラック企業は面接で残業について聞いてくる!?
一方、最初から文句を言わなそうな、使い勝手のいい人物だけを採用している企業も存在しています。
「社畜」としての素質があるかどうか、面接でチェックしているところも珍しくありません。
例えば・・・
- 「仕事が定時で終わらなかったとき、どうする?」
- 「君の仕事が終わっても、もし他の人の仕事が残ってたら手伝ったりできる?」
こんな質問をされたら、「社畜テストだ!」と考えて良いでしょう。
また、面接の段階で福利厚生などを質問した人をどんな経歴であれ不合格にする企業も多く存在します。
このように、面接時点での雰囲気などもブラック企業偏差値ランキングでは取り入られています。
新卒就活生はブラック企業偏差値ランキングを指標に
そんな曖昧な定義の「ブラック企業」ですので、ネット発のブラック企業偏差値ランキングも、
現代の新卒学生や転職者から一つの指標として扱われています。
特に新卒の就活生がブラック企業にまつわるランキングを見て、どのように判断するかが注目されています。
まとめ
ここまで、ブラック企業偏差値ランキングについて簡単に説明して参りましたが、いかがでしたか?
ブラック企業への入社を避けるためには、リアルな情報をゲットするのが一番ですが、ネットでも情報収集をしっかり行うべきです。
しかし、普通の企業でも何かしら該当してしまう部分が出てきてしまうのも事実で、
同じ企業の従業員でも「ブラック企業」と思う人と思わない人がいることも確かです。
新卒の就活生のみなさん、転職活動中のみなさんは、ネットの情報だけを鵜呑みにするのではなく、
自分自身にどんな働き方が合っているのか、どんな業種が合っているのかをしっかり分析して、
自分にマッチする企業に出会えるように、広い視野を持って就活に臨みましょう!