心理学でデキるビジネスパーソンになってブラック企業脱出

人を動かす

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こんにちは。転職アドバイザーの鮫島です!

「上司がアホすぎる!」
「部下がコミュ障で・・・」

仕事もプライベートも、
生活をしていく中で壁にぶつかることは
人と人とが関わることばかり。ブラック企業なら、なおさら。

思い通りにならないことばかりで、
本当にストレスがたまる!

しかし、聡明なあなたは、もう既に気づいているはず。
「気づいたら、うまくいかないことを全部他人のせいにしている。」

会社がブラックだから、上司がアホだから、それはあなたのストレスの原因に違いないけれど、
本当は、自分次第なんだって頭ではわかってるんですよね。

そんなブラック企業での人間関係に頭を抱えているあなたに、
今回は「人を動かす秘訣」をお教えします。

人を動かすことができたら、仕事や生活をする上で、
心理的自由と物理的自由の両方を手にいれることができます。

部下を持っている人だけでなく、
あなたが部下の立場のとき、上司を動かす方法にもつながります。
ブラック企業では通用しないと思いきや、
ブラック企業だからこそ、単純な考えを持つ周囲の人間を容易に動かせるのです。

また、仕事だけでなく、夫婦関係や育児、友人との付き合いなど、プライベートの人間関係にも役立ちます、きっと。

「人を動かす心理学」は、人生を快適に過ごすヒントになると思いますので、
ぜひ最後までおつきあい下さい。

人を動かすには何が必要だと思いますか?

人を動かすには?
「あなたは、人を動かすには何が必要だと思いますか?」

これは、採用面接で、よくある質問のひとつです。

こんな問いがあったら、あなたはナント答えますか?

面接での模範解答はこうです。

「人を動かそうとするには、相手が一緒に動きたくなるように
まず自分が動きます。」

実際に、相手を動かすためには、まず自分が動かなければなりません。

主体的に考え、答える姿勢は、面接官に評価されます。

もちろん、心の底から思っていないと、深く突っ込まれたときにしどろもどろになってしまうので、
面接で答えを用意しておきたいなら、

「なぜ、そう考えるのか」

しっかり根拠まで用意しておいて下さいね。

余談ですが、私は転職のアドバイスをするとき
「答えを用意していくのはやめた方がいい」
とお伝えしています。

面接では、型にはまった答えを用意していくより、
自分の言葉で思いを伝え、自然に振舞うことが大切です。

人を動かす土台となるもの

人を動かすには、まずあなた自身が、信頼を得ること。

次の章では、モチベーションを上げるテクニックを披露しますが、
実は、この「信頼」という土台がなければ、何をやっても無駄です。

「自分は既に信頼を失っている」

と感じている人も、今から積み上げることができますので、諦めないでくださいね。

信頼を積み上げるには

信頼を積み上げる唯一の方法。
それは、

他人の批判をせず、愚痴や陰口は言わないこと。

ただし、相手があなたに愚痴や陰口を言ってきたら、
「そうなんだ」
と、ただただ「客観的な関心」を持って訊くことも効果的です。

相手は、自分の意見に耳を傾けてもらえていると感じるはずで、
あなたへ信頼を寄せ、気を許すことでしょう。

注意してほしいのは、
「そうだよね」
と批判自体に賛同したり、一緒になって批判してしまわないこと。

一緒になって批判したりするのは絶対にいけません。

たとえ「同じ批判の意見を持っていたとしても」です。

なぜいけないのでしょうか?

それは、あなたが一緒に批判をしてしまうと、
愚痴を言ってきた相手が「自分にイニシアチブ(主導権)がある」と考え、
あなたがモチベーションをコントロールするには「手に負えない状況」になるからです。

相手を動かすにはコレをコントロールする

モチベーションをコントロール
相手を動かしたいと思った時、
上っ面だけのテクニックは、最初は通用するかもしれませんが、
継続して動かし続けるのには向いていません。

常に相手を動かし続けられるテクニック、それは、
相手のモチベーションをコントロールする
です。

相手のモチベーションを上げるために

では、モチベーションを上げるために、何をするべきか?

そこが一番難しい問題ですよね。

こんな時は、心理学やロジカルシンキングを使って考えます。

モチベーションを上げるテクニック

ここからは、
モチベーションを上げるテクニックを解説します。

1.相手にモノを与える

お土産を買っていったり、相手が欲しがっているものをあげる。

これは、単純に相手の心理を動かすことができます。
ただし、相手の気持ちを考えずに一方的な贈り物をするのは逆効果です。

何かを与えるとき

  • 相手がもらって嬉しいものか
  • 「お返しをしなければ」と思わせない
  • 笑顔で差し出す

単純なことですが、こういった小さな気配りを重ねる姿勢が大切です。

経営者であれば、
定期的な「昇給」や「ボーナス支給」をすれば、
従業員のモチベーションを上げることができます。

こんな当たり前のことができない経営者は、経営者失格です。
業績を上げるマネジメント方法を1から学びなおしましょう。

しかし、経営者と従業員という「労使関係」ではなく
「人と人」という一般的な人間関係におきかえて考えたとき
モノを与え続けるわけにはいかない場合が多いですよね。

モノに頼らず、もっと効率的にモチベーションをコントロールするには、
その他の欲求を満たすアプローチと併せて行うと良いでしょう。

2.相手の不満を聴く

相手のストレスを緩和してあげましょう。
話を聴いてもらうだけで、人は心の負担を軽くできます。

ただし、先ほど「人を動かす土台となるもの」の章で述べたように、
一緒になって不満を言うのは避けましょう。

3.相手を褒める

相手を褒めて、自信を持たせるのは意外と簡単です。
仕事に関わることや、直接行動につながることでなくても構わないのです。

「いつもテキパキしていて助かるよ」

「気遣ってくれて、ありがとう」

など、些細なことでも褒めて感謝しましょう。

ここでポイントとなるのが、
人間にある、承認欲求を満たすという点。

基本的な生理的欲求が満たされた現代では、
この「承認欲求」をいかに満たせるか?がカギを握っていると考えられています。

4.相手に意見を求める

「相手に意見を求める」
これも、承認欲求の延長にあります。

上手に相手に意見を求める時の、具体的な例を紹介します。

  • 相手の意見を聞き、尊重しているという姿勢を見せる。
  • 実際に相手の意見が間違っていると感じても、
    「それも一理あるよね」
    と意見を否定せず、認める。
  • 別意見を採用するときは、根拠を示した上で
    「でも今回はこのプランでいきたいんだ」と結論を出す。

意見を聞いたからと言って、そのとおりにする必要はありませんが、
相手の意見を採用しない場合は、フォローが肝心です。

意見を否定せず、根拠を明確にして、代替案を提示すると良いでしょう。

5.相手に期待する

最後に、相手にささやかな期待をするだけで、
相手のモチベーションを上げる上級テクニックを紹介します。

相手の「自己実現欲求」を刺激してあげるのです。

ただし、これは使い方を間違えると、
相手を追い込んで潰してしまう要因になるので
あなたが主導の場面で使える、上級テクニックとして覚えておきましょう。

相手に期待するということは、
例え相手が見返りを望んでいないとしても、
その分の見返りを用意できていなければなりません。

ここまで、マズローの心理学を少し絡めてお話ししていましたが、
お気付きでしたでしょうか?

モチベーション理論で一番有名な、
「マズローの段階欲求説」に沿って解説して参りました。

マズローによると、世の中には(全体の約2%程度と言われていますが)
「自己超越」の領域に達する人がおります。

「自己超越」の領域に達する人とは、悟りをひらいたかのように自己を捨て、他者貢献をする人を指します。

見返りがなくとも、自分を高めるために「他者のために行動したい」という欲求なんだそうです。

自己超越、については哲学的な要素も強いので、解説も長くなります。またの機会に解説いたしますので、乞うご期待!

人を動かすのは面倒なこと

「人を動かすことって、なんか面倒だな」
と思ったあなた。私も同感です。

当然ですが、人を動かすことはとてつもなく面倒で、難しいことであります。

だからこそ、マネジメント力のある人は世の中に高く評価されるのです。

今回紹介したテクニックが、唯一の方法というわけではありません。

また、必ずしも有効という訳でもありません。
人によって効果が違います。

他にも、心理学には人を動かすためのヒントがたくさんあります。

心理学を応用して、論理的な思考を身につけることが出来れば
あなたはブラック企業なんかすぐに飛び立てる、引き手数多のビジネスパーソンになれるでしょう。

もっと人を動かすテクニックを知りたい

より深く、人を動かすテクニックを学びたい、身に付けたいという方は、
ぜひ、デール・カーネギーの「人を動かす」をご一読ください。

※画像にはAmazon商品紹介ページへのリンクがついています。


これは社会人の必読本と言っても過言ではありません。

D.カーネギーの説く「人を動かすための最たる手法」は
「相手の立場に立って考えること」
です。

自分が〇〇(相手の立場)だったら・・・

と考えます。

「相手を動かす、そんなことは簡単にできるはずがない。」

「相手を変えることはできないから、自分が変わるしかない。」

確かにそれは半分くらい、正しい認識です。
しかし、そう考えている人こそ、「人を動かす」は読む価値があります。

さいごに

さて、ここまで長々と人を動かすテクニックを紹介してまいりましたが、いかがでしたか?

私、鮫島も以前は「自分の影響力の無さ」に悩み、いろんな自己啓発本を読んだ経験があります。

しかし、どんな自己啓発本を読んでも、そのまま実行するには難しく、どれもしっくりきませんでした。

結局は、いろんなノウハウを組み合わせ、自分に合った方法で「人を動かす力」を見出せるようになりました。
まだまだ、勉強中ですが・・・。

たくさんのビジネス本を読んで実践しても、
自分の素質や方向性を見誤ると、間違った手法を続けることになりますので、皆さんもどうかご注意くださいね。

あなたに最適な「人を動かすテクニック」は、あなた自身の中にヒントがあります。

まずは、あなたが自身を理解するところからスタートさせてみてはいかがでしょうか?

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ABOUTこの記事をかいた人

86年生まれ、ギリギリ「ゆとりない世代」です(人-ω-) ブラック企業10社、ホワイト企業4社を渡り歩いてきた末、そのキャリアを活かし「転職アドバイザー」としてカウンセリングを行っています。 また、経営者への雇用アドバイスも行っており、労働者と経営者、双方にとって利益のある「働き方」を研究しています。尊敬するビジネスパースンは「ジェイソン・デイヴィッド・ダニエルソン氏」