ブラック企業に老害あり?高齢化で加速する若者いじめ

SponsorLink

大人が勝手に決めた教育制度で「ゆとり世代」とひとくくられ、
「使えない」とか「冷めている世代」だなんてレッテルを貼られる。

これを「イジメ」と言わずに何と呼ぶのか?

今の若い者は、と新しい時代の流れを否定するのは、決まって「老害」だ。

「老害」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

それこそ、レッテル貼りの応報になるが、
老害とは、年寄りの傲慢さを表す言葉である。

もちろん、年寄り全員が老害を振りまいてるわけじゃない。知恵や技術を持ち、尊厳に溢れるお年寄りもいるのだが、最近ではどうだろう。老害の方が多い気がしてならない。

年を重ねて、人間が辿る道はふた通りだけだ。

器のデカイ年寄りになるか
器の小さい年寄りになるか

人生の経験を糧に、自分を律し、他人の痛みを理解できる「器のデカイ人間」
自分が被った痛みや苦しみを、次の世代に味わせる「器の小さい人間」

あなたの周りにいるお年寄りや中年世代も、どちらかに分類されるのではないだろうか?

「お年寄りは大切にしよう。」
そう教えられてきたが、大切にされて当たり前と考えているような年寄りを、
本当に大切にする必要があるのだろうか?

「子は宝」
その言葉の通り、今の子育て世代は子供を宝のように扱う世の中だが、
「保育園の建設反対」だの、子供がうるさいだのと学校や子供会に苦情を入れてくるのは、
大方、年金暮らしの年寄り世代なのである。

子育て世代が子供を大切にしすぎている分、バランスの取れたシステムなのかもしれないが。

ブラック企業にも同じように、老害に当てはまる存在がいる。
お局や、古株のことである。

鮫島自身は独立する前、14社で働いた経験があるが、お局や古株と言われる人間が「すべて老害」とは思わなかった。

ただ、ボス猿的なリーダーシップを持つ(と勘違いしている)人間は必ずいた。
そのリーダーシップが負の方向に働いているのが、お局や古株の老害であるパターンはいくつかあった。

目上の者には媚を売って、目下の者をぞんざいに扱う。そんな老害が多い。もちろん、老害だけでなく、各世代にこのようなゴマスリ人間は一定数いるのだが。

老害への対処法は、スルースキルを磨くことだ。
言われたことに素直に従っているふりをして、実際には自分の考えを軸に仕事を進めるのだ。
具体的に言えば、「残業しない奴は悪」のような理不尽な要望があったとする。
それなら、残業はするが、通常勤務の中で手を程よく抜いておく。

そんな要領で仕事をするのがいい。

そんな理不尽な社風に屈したくない人は、迷わず転職をしよう。

現在、転職サイトは星数ほどあり、転職しやすい環境にある。特に20代は、のびしろを評価されるケースが多いので、未経験転職もしやすい。

30代の場合は、経験やスキルが重視されるが、どうしても未経験職種に挑戦したい場合は、熱意を明確にアピールすることが得策である。

例えば、IT業界未経験者なら、ITスクールを受講して修了するだけで「技術の担保」がされる場合がある。

例えば、Web系エンジニア、デザイナーを目指す方なら、Progateでの受講をし、修了するだけで、実務に問題ないレベルの技術があると判断される。
オンラインで学習できるので、仕事をしながらでも、土日やアフター5にある程度の学習時間が確保できれば、修了できる。地方にいても学習できるのもメリットのひとつだ。

他にも、無料で受講できて、すぐに仕事を紹介してもらえる人材紹介会社などがある。
そこでプログラミングなどを勉強した後に紹介される仕事は、業務条件が厳しい場合もあるが、2年〜3年耐えることで、経験を積める。初期投資を抑えたい方には最適の選択肢だろう。

40代になると、未経験業種への転職はかなり難しくなってくる。
しかし、都会の方では少なからず「人材が足りないから誰でもいいから入社して欲しい」という企業がある。

直で応募してもなかなか採用につなげることはできないが、職業訓練を経て、企業紹介されるケースも少なくない。SESと言われる、特定派遣での採用ケースが殆どだが、40代となれば、そういった働き方で実績を積んでいくしかないだろう。

因みに、SESと言われる業務形態は、A社に所属するものの、実際の業務は出向先のB社で行う、といった形で、通常の派遣と大差ない。

違いは、通常の派遣よりも給与が低いこと。しかし、採用や出向先(派遣先)企業とのマッチングはしやすい。

このように、年代に応じて、転職事情は変わってくるが、昔よりだいぶ転職しやすくなっている実情がある。

特に、未経験でも採用されやすいIT系職種については、本人の努力次第でスキル習得や実績の自主制作によって、転職が叶う可能性が高くなる。

IT系の仕事は、割と待遇が良い企業が多い。
中には、ITドカタとと言われるようなブラック企業も入り混じっているが、それも3年ほど耐えればなんとか実務経験としてカウントされるので、将来のために、数年我慢するくらいの覚悟で入社しても悪くないだろう。

しかし、ある程度スキルやビジネス思考があるなら、自分でWebサービスやWebサイト運営をしたり、アプリ制作を行うのもアリだろう。

未経験から、自分でサービスを立ち上げて、自営業やフリーランス、はたまた法人化して成功している人も居るのだ。

そうなれば、老害に害されることなく、自分のペースで仕事を進めることができるので、ストレスフリー、自由、そしてやりがいを得ることができる。

これからの働き方は、転職だけでなく独立、も視野に入れて活動する時代だ。

時間とお金の自由のために、老害がふんぞりかえるブラック企業を脱出するために、今すぐ動き出そう。

著者も、独立したことで、お金はそこそこだが、人一倍の自由を手に入れることができた。
お金はこれから、もっとビジネスを学んで増やしていきたい。

皆さんも、幸せな人生への第一歩として、ITスキルを学んでみてはいかがだろうか。

SponsorLink

ABOUTこの記事をかいた人

86年生まれ、ギリギリ「ゆとりない世代」です(人-ω-) ブラック企業10社、ホワイト企業4社を渡り歩いてきた末、そのキャリアを活かし「転職アドバイザー」としてカウンセリングを行っています。 また、経営者への雇用アドバイスも行っており、労働者と経営者、双方にとって利益のある「働き方」を研究しています。尊敬するビジネスパースンは「ジェイソン・デイヴィッド・ダニエルソン氏」